2007年1月23日火曜日

乳児は,「味よりも食べやすさ」って本当なの?

次女 (6ヶ月) が離乳食を始めました.長女が好き嫌いなくなんでもパクパク食べてくれる子なので,次女もそうであって欲しいなと願っていましたが,杞憂でした.まぁ食べる食べる....姉妹そろって「花より団子」になりそうです.

さて,先日離乳食の本を読んでいると「乳児の間は味よりも,舌触りや固さ,食べやすさなどで好き嫌いが決まります.」ということが書いてありました.でも本当にそうなのかなぁ.次女はすりおろしリンゴ入りヨーグルトは食べますが,ヨーグルトだけでは嫌がって食べません.明らかにすっぱそうな顔をします.味がわかっているんじゃないでしょうか?

また,「おいしいという味の記憶から,好き嫌いが決まるのも3才くらいから」などとも書かれてあるのですが,長女は,2才で自分の好きなものをわかっていました.これもあやしい.

これくらいなら,「個人差があるよな」とだけ思ったでしょうけれど,私のその本への懐疑心を最も高めたのが,その本のレシピには甘みのあるメニューが多かっただけでなく,メロンソースやらイチゴソースなど「ちょっと不自然なんじゃない?」というメニューが多かったことです.イチゴにはビタミンが多いからとか,そういう理由もあるんでしょうけれど,いわゆる「子供は果物が好きだろう」という前提を置いたようなメニューが多いんです.著者が主張するように,食べやすさだけで好き嫌いが決まるんだったら,なにもそんなに果物を多用しなくてもよい気がしました.

結局「味よりも食べやすさ」が本当なのかどうかはわかりません.ただ,味覚の形成をしているときに,妙なもの食わせたくないよと思いました.

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