2008年11月8日土曜日

[絵本レビュー] 三びきのやぎのがらがらどん(マーシャ・ブラウン さく)

starsがらがらどんごっこ遊びまでしています
三びきのやぎのがらがらどん三びきのやぎのがらがらどん
マーシャ・ブラウン作, せた ていじ訳
福音館書店, 1965年07月
4歳の長女が選んだ今日の寝る前の絵本です.長女とともに2歳の次女もお気に入りにもなっています.

有名なお話なのでストーリーはここには書きませんが,実は面白いのはストーリーというよりも,お話のテンポやセリフなんじゃないかと思っています.瀬田貞二さんの訳がすばらしいのでしょうね.訳したのが昔なので言葉は古いですが,言葉の面白さはまったく古びていません.

そのためか長女も次女も「がらがらどんごっこ」が大好き.それぞれ”がらがらどん”になって,本のセリフをそっくり真似ます.彼女達は本が大好きで,長女は字を読めなくても持っている本のほとんどを覚えているほどですが,本を題材にごっこ遊びをするのはそう多くはありません.ストーリーに加えてセリフが面白いのだと思います.

たいていは,長女・次女・私が”がらがらどん”で三匹の役を交代でやり,妻がトロル(笑).「おれだ! おおきいやぎの がらがらどんだ!」と言って,妻をやっつけたりして遊んでいます.

家族が一緒になってワイワイ楽しめる --- 我が家ではそんな絵本です.

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