2008年11月20日木曜日

絵本をネタに「ごっこ遊び」をする

先日,我が家では三びきのやぎのがらがらどんで「ごっこ遊び」をしているというお話をしました.その時にも書きましたが,娘達の「ごっこ遊び」の対象になる絵本はそんなに多くありません.彼女達は童話館の配本サービスを受けているおかげで,たくさんの絵本を持っているんですけれどね.

せきたんやのくまさん (世界傑作絵本シリーズ)我が家で晴れて (?) 選ばれた絵本は,「三びきのやぎのがらがらどん」,「てぶくろ」,「せきたんやのくまさん」,「とんとん とめてくださいな」です.「せきたんやのくまさん」なんて図書館で1回借りてきたことがあるだけなのに,よくみんなで遊びました.当然,娘達がくまさんで私が馬です.妻が石炭を買うおばさんです(笑

「とんとん とめてくださいな」では妻はくまのおじさん役.色物ばかりですね(笑

とんとん とめてくださいな (幼児絵本シリーズ)ところで彼女達が絵本を「ごっこ遊び」の対象に選ぶ基準はなんなんでしょうね.ストーリーの面白さでしょうか.それとも登場人物(?)達の面白さでしょうか.そう言えば,どの絵本も登場するのは動物でした.娘達は動物が大好きですから,好きな絵本に動物が多く出てくるのは当然だとも言えます.

それなら,動物の出てくる他の絵本でも「ごっこあそび」をしてもよいはずですが,そうはなりません.


てぶくろ―ウクライナ民話 (世界傑作絵本シリーズ―ロシアの絵本)本当のところはわかりませんが,ある程度の長さのストーリーで,かつ,「ココ!」と言えるお気に入りのシーンのある絵本を選んでいる気がします.「がらがらどん」ならトロルをやっつけるところ.「てぶくろ」なら『きばもちいのしし』や『のっそりぐま』が小さな手袋に入っていくところ.「とんとん とめてくださいな」ならクマのおじさんが帰ってくるところ.「せきたんやのくまさん」なら『ドサッ,ドサッ』と石炭を積みおろすところ.

娘達は,そのようなお気に入りのシーンをよくマネします.私がふとんをてぶくろに見立ててあげたり,私が馬になってあげて せきたんやのくまさんになった娘を乗せてあげたりすると,とても喜び,遊びにノッてきます.すると,本の登場人物を家族に割り当て,まるで劇のようにそれぞれが思い思いのキャラクターになりきって,絵本の世界を満喫する.そんな遊びのコースが我が家の定番です.

みなさんもどうですか? 恥ずかしがったりせずに絵本のキャラクターになりきって子供達と遊ぶのは楽しいですよ.少しの”きっかけ”を与えてあげるだけで,子供はノッてきますよ.

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