2007年9月30日日曜日

交通科学博物館に行く

あいにくの雨でしたが,交通科学博物館へ行ってきました.今日は私の父も一緒です.私達の帰省中,父の唯一のお休みの日なので,孫達と遊ぶために行ってきたのでした.

父は小さい子供と遊ぶのがとても苦手なので,遊ぶ「ネタ」が豊富にないと時間が続きません.雨の日は家でおもちゃで遊べばいいのですが,彼にはそんな器用なことができるはずもなく,私達夫婦の方から,「どこか行こうか?」と誘ったのでした.(晴れていれば,鶴見緑地で遊ぶつもりだったのですけれどね.残念)

我が家の3 歳と 1 歳の娘達は電車も大好きなので,鉄道模型を見せると喜ぶだろうと思っていましたが,予想通り興味を持ってくれました.長女の方は "はしゃぐ" というほどではなかったですが,本物の新幹線車両や通勤電車に乗って面白そうにしていました.次女は訳もわからず,博物館によくある "展示資料の押しボタン" を順番に押して回って遊んでいました.父は次女と少しは遊べた (?) ようなので,そちらの目的も少しは果たせたようです.

さて,面白いなと思ったのは,やっぱり娘は男の子とは違うんだなと思ったことです.男の子なら 3 歳にもなったら,精巧な鉄道模型 (しかも,何両編成もある!) が沢山並んでいたら,食いつくだろうに,長女は「へー」という程度でした.彼女は,それよりも,実際に乗ることのできる展示車両の方が (たとえ客車だけでも) 面白い様子.もちろん,性格や普段の生活 (電車によく乗る・乗らない) にも関連するんでしょうけどね.私には意外な発見でした.

一方で,次女は「ぶーぶー」言って,ミニカーの前に釘付け.やっぱり性格の違い? それとも彼女は男勝り? (笑)

NゲージNo.68 サンライズエクスプレス最終的には,長女は売店で N ゲージを 1 車両買い,次女は大好きなぶーぶー (幼稚園バス) を買って帰ってきました.そして,帰ってみると,娘達は畳の縁を線路や道路に見立て,おまけにトンネルまで作り,買ってもらったおもちゃを「がたんごとん」,「ぶーぶー」言いながら走らせていました.

...やっぱりあれは男女の別じゃなかったな.そして,「今こそ一緒に遊べばいいのに,わが父よ.なぜにテレビなぞ見ているんだ.」と思いました.

2007年9月29日土曜日

天王寺動物園で遊ぶ

昨日は,天王寺動物園に遊びに行きました.普段は出不精の家族ですが,この帰省中はずいぶん行動的です(笑).

さて,我が家の長女 (3歳) は動物好きですが,動物園のような施設は得意ではありません.大勢が集まるところでは自分のペースが保てず,気持ちだけが高ぶってしまうようです.泣いてしまうこともありました.先も言いましたとおり,我が家は出不精ですから,行楽施設に出かけることがほとんどありません.娘は大勢がワイワイガヤガヤとしているところに慣れていないのです.

そういうことも考慮して,人のほとんどいない,平日の開園直後の午前中を選んで行ってきました.

結果は大成功.思ったよりも沢山の動物を見ることができました.娘達も大満足の様子.ほとんどの檻を回ることができたんじゃないでしょうか.と言っても,大半の時間は,ゾウとライオンとコアラでしたが....他の動物は,長女の "駄目出し" により,ほとんど素通りでした(笑).

カバの餌付けショーが面白いらしいのですが,帰ろうとした時間帯だったので,今回はパス.カバの水槽には2度ほど行ったのですが,見えるのは暑くてへたばっているカバのでかい尻のみ.娘は,何のことだかわからず,「カバさんどうしちゃったの? どこ行っちゃったの?」と連呼していました.あそこに尻向けているのが,カバなんだって言ってるのに(^^;

しかし,平日の動物園は良いですね.人で視界や行く手がさえぎられることがありません.好きな動物は好きなだけ見ることもできますし,好きなときに好きなだけ休憩もできます.幼稚園や遠足の子供達がいましたが,騒がしくてたまらないこともありませんでした(彼らを避けながら,見回っていたのですけれどね).

まあ,なんにせよ,娘達が楽しんでくれたみたいだから良かった.

以下は,備忘録としてのメモ.

園内の貸し出しベビーカー
  • あちこちのブログで言われているとおり,とても操作性が悪いです.曲がることができません.4輪すべてが前後の方向を向くように固定されていて,軸が回転しないからです,操作性は台車以下.混んでいるときは,上手く動かすことができず,イライラしそう.

地下鉄動物園前駅
  • 地上へ出るためのエレベーターがありません.エスカレータも上りのみです.今回子供が帰りに寝ていましたから,苦労しました.

幼稚園前の子は集中時間が短いので休憩を
  • 園にいたのは午前中だけの 2 時間半ほどでしたが,休憩を一度取りました.我が家の娘は食いしん坊なので,何か食わせると復活するようです.

コアラ館は涼しいので,クールダウンできる
  • 昨日は暑かった.大人でも照り返しがきつくてぐったりです.しんどくなりそうなときにコアラ館に入ると涼しいのと,コアラがかわいいので,モチベーションが復活します.

2007年9月27日木曜日

大阪城公園で遊ぶ

昨日は,娘二人を連れ,大阪城公園に行ってきました.森之宮駅側から入ると,すぐ右横に遊具広場があります.3歳と1歳の野生児姉妹をそこに放しに行くためです(笑)

そこには,滑り台とジャングルジムやネットなどが1体となった巨大な遊具が「デン」と構えていました.その滑り台のひとつは,民家の3階程度はあろうか思う高さです.あまり下調べせずに行ったため,こんな遊具であるとは夢にも思っていなかったため,「あ,こんなチビが遊べるだろうか」と危惧しました.が,杞憂でした.我が家のチビどもは1歳児も含め(当然私が,かなりサポートすることになるのですが),楽しんでいました.

秋の日差しとはいえ,お日様が照っている中,一緒に遊んでいる私の方が疲れてしまう有様です.

ただそれは,娘たちが自分たちのペースで遊べたからでしょう.平日の午前中だったため,遊んでいるのは私たち家族と1,2組だけでしたし,小学生のやんちゃ坊主たちがいなかったため,遊具の難しい場所にもゆっくりと挑戦できました.大きな子供たちが走り回っている状態だと,幼児は上手く遊べないかもしれません.

ところで,学生時代の,私の森之宮付近の印象は,「ブルーシートの家の街」でしたが,遊具広場付近にはそんな家もなく,昔とはずいぶん変っていました.

さて,こ一時間ほど大暴れした後,市民の森でどんぐりを拾い,売店で買ったおやつを食べ,蚊にも栄養をおすそ分けしながら,正午頃帰ってきました.乳幼児にはちょうどいい運動だったようです.帰り道はすやすや眠っておりました.とても堪能した様子でしたね.今日の朝,長女に「(今日も)大きい公園は(行くの)?」と聞かれたくらいですから.

2007年9月24日月曜日

新幹線で子連れ帰省

仕事の都合で遅い夏休みをとっています.今日からのんびり約1週間,大阪帰省です.

子連れだと道中が一番の悩みですが,我が家には車がないので,帰省はいつも新幹線を利用しています.そして,毎度のことながら11号車を使いました.

今年の1月にも書きましたが,11号車には多目的室があるので,乳幼児連れの我が家はこの車両のヘビーユーザです.みどりの窓口で「11号車の1番をお願いします」と言って座席指定までしています.ベビーカーを持ち込むので,端の席が何かと便利なんですね.

我が家は大人2名,子供2名で,3席とるので,1番が良いですが,2席で良い方は12番か13番が良いかもしれません.11号車の12,13番は車椅子の方も利用できるように,通路の両方とも2シートになっていますから,そこにベビーカーを置かせてもらってもよさそうですね.

ところで,今回は3連休の祝日とは言え,帰省シーズンではない時期の利用だったので,さすがに11号車にも乳幼児はいませんでした.11号車の良いところは,乳幼児が多くて騒がしいので,多少の”ぐずり”もお互い様的な雰囲気があるのですが,そのような雰囲気は全くなく,それどころか月曜日だったためにサラリーマンの利用も多かったため,我が家の娘たちの声がとても気になりました.

幸いにも,彼女たちの昼寝の時間に合わせたので,ほとんどの時間を寝てくれたので助かりましたが.子連れの移動はいつでも大変ですね(^^;

2007年9月19日水曜日

算数に「台形の面積」,「小数点第二位」を再び盛り込む

文部科学省の中央教育審議会の専門部会が,昨日,算数に「台形の面積」や「小数点第二位」を再び指導要領に盛り込むことを了承したようですね.

私もその方が良いと思っています.ですが,別に私はいわゆる「ゆとり教育」がいけないとも思わないし,台形の面積を求めること自身が大事であるとも思っていません.

ただし,小さいときから頭を訓練することはとても大事だと思います.ゆとりの名の下にカリキュラムが易しくなり,数学的な訓練を怠ることは,とても問題だと思います.若いときのトレーニングは運動にしたって,勉強にしたってとても大事ですもんね.

興味深いのは,英才教育だといって幼いときから英語や芸術には目を向けるのに,数学などの理数分野は毛嫌いされる傾向にあることです.技術大国に育っているはずなのに.

さらに面白いのは,大人になって,技術の塊の携帯ゲーム機で脳のトレーニングをしていることです.

やっていることがバラバラです.結局のところ,私たちは「なんで勉強しているか」ということを大人になっても理解できていないんじゃないでしょうか.「台形の面積」の話になると,「社会に出て台形の面積を求めることなんてない」と的外れなことを言う人がいますが,それなら「ピテカントロプス」なんて社会で役に立ったことなんて一度もありません.同じ理屈でやめるべきです.

でも,そうじゃありません.算数や数学の問題を解くことで,私たちは数学的な考えができるようにトレーニングしているんです.時には背伸びをしたトレーニングも必要です.私はそう思います.

最後に,数学を学ぶことは,抽象化能力や論理力を鍛えることでもあります.その点で日本の教育は完全に失敗しています.数学が「読み・書き・そろばん」のそろばん程度の理解でしかない人がほとんどだと思います.

2007年9月15日土曜日

9月の配本 - 童話館ぶっくくらぶ(大きいいちご・小さいいちごコース)

童話館ぶっくくらぶの9月の配本の紹介です.我が家には長女には「大きいいちごコース」から,次女には「小さいいちごコース」から1冊ずつ配本されます.さて,今月の配本は...
ちいさなたまねぎさんは,じゃがいもさんの頭をかじったねずみさんを,たまねぎさん達,台所の仲間がやっつけてくれるお話です.さっそく興味深そうに聞いてくれました.個人的には,悪者 (この絵本の場合,ねずみ) が登場するようなお話は,あまり好きじゃないのですが,要は読ませ方なのかもしれませんね.

りんごは,おいしそうなりんごをお母さんが切ってくれるお話.我が家でもりんごはおなじみの果物なので,とても喜んでくれました.食べマネなどしながら,早速読んでいます.

今月も,絵本の世界で娘たちと遊べそうです.