2007年5月12日土曜日

Walter 社 キーボックス

我が家の娘たちが気に入っているおもちゃの1つに,ドイツのヴァルター社のキーボックスがあります.丸や三角型のパーツを穴の中に入れて遊ぶ,よくあるおもちゃです.ただしこのおもちゃには,カギがついていて,積み木を入れる箱にカギがかかる仕組みになっています.

木のおもちゃに目がない上に,カギがついている面白さに思わず買ってしまったのですが,娘にも好評で,気に入ってもらって嬉しかったのを覚えています.パーツの大きさが手頃なので,積み木としてもよく遊んでいました.今では次女も遊ぶようになりました.

ところが,このヴァルター社が 2006 年の秋に後継者不足によって 100 年あまりの歴史に幕を閉じ,ニック社に引き継がれたそうです.「残念だなぁ」と思っていたのですが,そのニック社からキーボックスが発売されたそうです.

ヨーロッパの木のおもちゃって,歴史と伝統があって,それが途切れちゃうのは惜しいですし,悲しいです.会社がなくなっても,このように引き継がれているのをみると,なんだか嬉しいですし,ほっとしますね.

「引き継ぎたくなるようなおもちゃ」であるから,こういうことが起きるんでしょう.日本のおもちゃメーカーも,その歴史を途切れさせたくないようなおもちゃを作ってくれればいいんですけれどね.

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