2007年5月8日火曜日

絵本選びは難しいけれど,選ぶポイントはあるようです

先日の投稿「絵本を破って,修理して」でも書きましたが,絵本選びはとても難しいです.長女は童話館ぶっくくらぶに入っているので,毎月約2冊の絵本が届き,自分でも買いますから,2歳半にしてすでに 60 冊以上の絵本を持っています.私たちもそれだけの数の絵本に触れているわけですが,それでも自分たちで本屋さんに行って絵本を選ぶのはとても難しいです.

今日は,自分の頭の整理も兼ねて,絵本選びのポイントについて書いてみました.

まず,小説に良し悪しがあるように絵本にも良し悪しがあるということ,そして,その上で子供の好みがあります.さらに子供向けの場合は,対象年齢も考慮する必要があります.

1.絵本の良し悪し
私もよくわかりませんが,質の違いがあるようです.お話が面白かったり,文章が楽しい絵本は,やはり子供にも受けます.大人はつい,「絵」で選んでしまいますが,絵本も本ですからお話がつまらない場合は,すぐに飽きてしまうようです.こればかりは選ぶ人の目を養うしかありません.私も勉強中です.

2.子供の好み
子供にももちろん好みがありますよね.動物好きな子,虫が好きな子,自動車が好きな子,面白い音が好きな子,料理が好きな子.親の好みではなく,子供の好みに合わせて選びましょう.

3.対象年齢
対象年齢は難しい点です.あまりに対象年齢が子供の年齢と離れている絵本だと,内容が簡単すぎたり,難しすぎたりして,その絵本が好きになれない可能性があります.しかし,読み聞かせる人がお話を噛み砕いたり,面白おかしく聞かせてあげることで,対応することが可能でもあります.我が家でも,対象年齢の違う絵本のお話を、はしょって聞かせてあげたりもしていますが,ぜんぜん問題ありません.また,絵本との関わり具合にもよりますから,2 歳だから,3 歳だからと杓子定規に決められるものでもありません.お子さんの絵本の成長スピードにあわせることが大事です.

4.親も読むもの
最後に、絵本 (おもちゃも同じですが) は,子供に与えて,「ほら,読みな」と言ってほったらかしにするものではなく,子供と一緒に読んで同じ時間を共有する道具です.見た目の派手さで子供をひきつけ,親は買い与えるだけで放っておいていては,いつまでたっても子供は絵本に興味は持ってくれません.親も子供と一緒に読むものだと思って選ぶことが大事だと私は思っています.

こんな感じでいまは考えていますが,また1年ほどしてから再考してみたいですね.私もまだまだ父親になったばかり,父親3年生のひよっこです.子供にも絵本にも勉強させてもらっています.

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