2010年6月27日日曜日

[絵本レビュー] とんとんとめてくださいな(こいで たん著)

5 stars次にどんな動物が出てくるのかわくわくする
3匹のねずみが山道で迷い,主(あるじ)のいない家に泊めてもらうお話。すると,つぎつぎに動物達がやってきます。トントンと戸を叩き,「泊めて下さいな」という言うわけです。次はどんな動物がやってくるんだろう。読んでいて,そんな楽しみがあります。

そして最後に,おおきな影がやってきて 動物達が震えるのですが,それは家の主,優しいクマおじさんだったのでした。そして,みんなで温かいスープを飲んで寝ます。そんなお話。

この絵本の魅力は,書かれていないところまで想像したくなる,細かい人物(動物)描写と,それに負けないくらいの背景の書き込みでしょう。

よく見ると,ねずみ達が入った家には「はちみつ」の瓶があったり,本や装飾がクマを思わせたりと,お話のヒントが隠されています。うちの子供達は,そういうところが楽しいようです。

「くまさんの家だよ。ほら,はちみつ!」

とか言って楽しんでいます。私も,楽しい話だなぁと思い一目惚れした絵本なので,とても気に入っています。3匹のねずみが活躍する他のお話の中で一番好きです。

ちなみに,「とてもとても あついひ」はかなりお話がむちゃな感じがして,思わず「うーーーん?」とうなってしまいました。「とんとんとめてくださいな」も勝手に家に上がり込んでしまってむちゃなんですが...

参考)

2 件のコメント:

Unknown さんのコメント...

こんにちは。
大阪の木のおもちゃやさん、にじのはしの記事を見させてもらいました。
私は兵庫から通っていたのですが、去年に閉店されたようですね。
少しお話させていただきたいと思っているのですが、連絡先をご存じではないでしょうか?
また、店長さんの名前をご存じなら教えていただけないでしょうか?
よろしくお願いします。

rerun さんのコメント...

そうでしたか...。ウェブサイトに繋がらなくなっていましたが,閉店されたんですね。良いお店が一つ減り,残念です。

連絡先は私もわからないです。