2006年9月18日月曜日

[絵本レビュー] ぼうしをとってちょうだいな

ぼうしをとってちょうだいな
もうすぐ 2 歳になる長女の最近のお気に入りの絵本を紹介します.松谷みよ子さんの「ぼうしをとってちょうだいな」です.この本は童話館ぶっくくらぶから今年の 6 月に送られてきた本で,その頃からよく読んでいたのですが,本当のお気に入りになったようです.今では娘が毎日選ぶ寝る前の本に,かなりの確率で入っています.7 月に次女が生まれ,娘もお姉ちゃんになったんですが,この絵本に出てくる小さい子をその妹,大きい子を自分に見立てて,どうやら楽しいんでいるようですね.

この本は,小さな男の子(女の子?)が,顔も隠れちゃうほどの大きな帽子をかぶっている女の子に,「ぼうしをとってちょうだいな」とお願いするお話です.女の子は「いやだから,いやー」と言い,どうしても帽子を取ってはくれません.でも,ひょんなきっかけで帽子がとれ,中から動物がたくさんでてくるという不思議な展開が待っています.

「いやー」というところが現在反抗期中の長女とかさなり,読んでいる私も微笑んでしまいます.本人も分かっているのか,分かっていないのか知りませんが,「いやー」と一緒になって言っていて,なんだか面白いです.

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