2010年4月15日木曜日

[絵本レビュー] 三つ子のこぶた(中川 李枝子 著)

5 stars
まるで我が家の日常
長いお話でないと満足しなくなった長女(5)と次女(3)が大好きな童話の 1 つがこの本です。寝る前の読み聞かせには長過ぎるので,5 回くらいに分けて読んでいます。

三つ子のこぶたは,元気いっぱいに保育園に通う三つ子のこぶたのお話。お弁当を食べたり、友達と原っぱで遊んだり、クリスマス会の劇の練習をしたり、おやつを食べたり、夕ご飯の味見をしたり,兄弟げんかをしたり、楽しい三つ子のこぶたです。

これは,まさにうちの姉妹が毎日やっていることそのもの。自分達の昨日・今日のことを話し,自分たちの毎日と重ねながらお話を聞いています。

三つ子のこぶたは元気いっぱいのこぶた達なので,しょっちゅう「ブウブウキイキイ」大騒ぎするのですが,娘達はこの部分が大好き。こぶた達が「ブウブウキイキイ」言い出すと,「わはははは!」と笑い,自分達も「ブウブウキイキイ」言い始めます。そこまで自分達をこぶたに重ねなくてもいいだろうにと思いますが,それだけ身近な存在なのでしょう。

不思議な空想の世界や,やさしい気持ちになるお話も好きですが,日常を切り取ったようなお話もいいものですね。

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