2008年6月11日水曜日

子育て:最近の「自分も楽しむ」風潮は逆にストレスの原因になるんじゃ

我が家の娘達は3歳と1歳,かわいいですが手のかかる時期です.子育てしていると自分の子供と同年代の子供やその話題ばかりが聞こえてきますね.子供が生まれる前は,妊婦ばかりが目に付いていたのにほとんど見なくなりました.人間は関心があることだけ見えるのですね.不思議なものです.

だからでしょうか,テレビや新聞,インターネットなどの報道では,幼児の子育ての話題ばかりが目についています.

さて,そんな話題の中で「鼻についちゃう」のが,「お母さんも楽しむ○○」みたいなやつです.子育てに大変な親をターゲットに商機を見出そうと,いろんな商売が出てくるのは構いません.でも,そういうのって,逆にストレスの原因になることも多いんじゃないかと思っいて,あまり良い印象を持っていません.「楽して子育て」みたいな臭いがするのも気分が良くありません.

子育てを楽しむのは良いことです.それこそ歓迎すべきことだと思いますが,そのとき楽しむのはあくまで「子育て」です.「自分の楽しいと思うこと」をしながら子育てをすることは,それとは違います.

子供と公園で遊んだり,折り紙をしたり,ごっこ遊びをしたり,一緒に料理を楽しんだりすることは前者です.自分が遊びたいことややりたいことを,子供と一緒にするのは後者です.ちょっと乱暴なわけ方なので,異論もありだと思いますが...

ただ,最近の子育てに関する話題の中には後者の部類がとても多いように思い,違和感を感じています.

「自分がやりたいことを子供と一緒にしよう」と思うとき,子供を巻き込むことになるのですが,子供も人である以上,全て自分の思い通りにはなりません.そして,自分のやりたいことそのものが思い通りにならない時もあります.それは誰だってイライラするし,ストレスが溜まるでしょう.そして,そうなりがちだとも思っています.視点が自分側(大人側)を向いているからです.子育ての対象は子供なのに.

子育て中は,視点を子供側におく必要があると私は思っています.大人側じゃありません.そして,実はその方が,子供と上手く付きあえ,子供も大人のことを理解してくれ,ストレスも溜まりにくい子育て生活が過ごせる.そんな風に信じています.

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