2007年4月7日土曜日

赤ちゃんに本のプレゼント-恵庭市ブックスタート事業

北海道新聞によると,北海道恵庭市は1歳6ヶ月検診の際に絵本をプレゼントする事業を始めたそうです.
 【恵庭】市は本年度から、乳児の九・十カ月健診の参加者に絵本をプレゼントする事業「ブックスタート」の対象年齢を拡大し、一歳六カ月健診の際にも絵本を贈る「ブックスタートプラス」を始めた。一歳六カ月健診の初日となった六日には、約五十組の親子が市保健センターを訪れ、好きな絵本を選んだ。(1歳6カ月健診にも絵本贈る ブックスタート拡大 恵庭市 (北海道新聞, 04/07 14:16)
「いいなぁ...」.9・10ヶ月検診と,1歳6ヶ月検診のときに貰えるってことでしょ.絵本好きな私としては,たくさんの親子に絵本に触れる機会があること自体うれしいですが,そんなことよりも,正直言ってうらやましい(笑).「いいなぁ」.

子育てというと,その大変さや経済的負担ばかりマスコミ報道では目立ち,国からは地域ぐるみのサポートや経済的援助などの話ばかりが聞こえてきます.しかし,親子の絆を支えてくれるような取り組みはあまり耳にしません.ニュースになりにくいので報道されないのでしょうかね.

絵本は親子が語りあうきっかけになるものだと,私は信じています.そして,親子がしっかり語り合う中で育児の大変さも,親子で乗り越えていけるものだと思っています.正論言っても仕方がないこともありますが,少子化や育児の問題は,経済援助や母親の負担軽減などの取り組みよりも,親子の絆をしっかりさせる取り組みを,その基礎としてほしいものだと思います.

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