2008年1月6日日曜日

絵本選びはやっぱり難しい

先日,本屋さんで絵本を選んでみて,やっぱり絵本選びの難しさを再確認しました.

難しい理由は 2 つありそうです.まず第 1 に,そもそも,他人に本を選んであげるのは難しいということです.人それぞれ好みがありますから,相手の好みや読むところを想像しながら買うことになります.これはとても難しい.

第 2 に,大人の「ものさし」を捨てるのがとても難しいことです.大人は常識と呼ばれている勝手な「ものさし」をたよりに生きています.でも,私の娘達のような幼児には,そのものさしはありません.子供自身が持つ感性そのままで絵本を評価します.その感性を酌んであげるのがとても難しく思います.

突き詰めて考えると,この 2 番めの理由も,1 番めの理由と結局は同じで,「プレゼントする子供のことを考えて買え!」ということにもなってしまいそうです.でも,良い絵画・音楽を小さい頃から触れさせてあげたいのと同じ理由で,良い絵本を与えてあげたいという親側の意向もあります.

だらだら書いてしまいました.

子供には,どうしても親の意向を押し付けてしまいますが (子育てとは結局そのような側面があります),大事なのは子供の視点です.自分 (親) のコピーを作っても仕方がありません.育てるべきは,子供の能力ですから.親は環境づくりに徹しなくてはいけないのかもしれません.

子育てをしていると,本当に勉強になりますね.

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