2006年11月26日日曜日

4 ヶ月検診

先日,次女が 4 ヶ月検診を受けてきました.万事順調で問題なかったのですが,検診を受けるにあたって用意する問診表を見て,不思議に思ったことを書きます.

この問診表は,分娩時の状態や現在の子供の状態を書く紙なのですが,紙の初めのところに,子供の氏名,住所をはじめ,家族全員の氏名と続柄,生年月日と健康状態まで書かないといけません.家族の健康状態や持病から,子供の先天的な病気などの予想をするために書いているのだと推測しますが,それならば同一世帯の家族だけでは情報不足ですし,名前や生年月日まで必要なんでしょうか? なんだかよくわかりませんが,忙しい子育てをぬって検診に行くのですから,問診表はもっと記載を簡単にして欲しいですね.

2006年11月25日土曜日

おやつにちゃんとした食事をとること

昨日は食育について書きましたが,食つながりで今日はおやつについて書いてみたいと思います.

我が家ではおやつとしてお菓子を出したことはありません.出てくるのは,果物やパンやコロッケ,ときには "ごはんとおかず" の場合さへあります.おやつだからと特別にお菓子を用意することはないということですね.

娘は2歳ですから,もうたいていのものは食べます.お菓子も与えれば食べるでしょう.娘と同年代の子供たちはすでにお菓子を食べているようです.でも,お菓子なんて大きくなるにつれて,バクバク食べることになるでしょうし,おやつにお菓子を食べる必要性はありません.小さい子は十分な栄養を3度の食事では取りにくいので,それを補助するのがおやつの目的ですから,ご飯を食べる方が本当は理にかなっているのです.

それよりは,しっかりとした体を作るために,3歳まではちゃんとした手作りのものを与えたいし,糖分なんて現代では取りすぎなんだからあまり与えたくありません.そういうのが我が家の方針です.でも,おやつを買って与えるよりは確実に面倒です.わかっていながらもおやつを買い与えてしまう家も多いと思います.でも「」を通じて子供を「」むつもりだったら,それくらいしなきゃなんないんじゃないかと思います.どんなことであれ,誰かをしっかり育てるには,育てる側の我慢は必要なんですから.

2006年11月24日金曜日

食育白書

内閣府は「食育白書」なるものを発表したそうです.今日の時点で内閣府のウェブサイトには,その白書についてのコメントは書いてありませんでしたが,Sankei Web に次のような記事がありました.
政府は24日の閣議で、食育の推進施策をまとめた初の「食育白書」を決定した。昨年7月に施行された食育基本法に基づき内閣府が作成したもので、家族一緒 で取る夕食の減少や生活習慣病の増加など、健全な食生活が失われつつある深刻な現状を指摘。現在実施中の施策の具体例を示し、食育の国民運動への発展を呼 びかけている。(Sankei Web - 失われる楽しい食事、健全な食生活…「食育白書」で警鐘 (11/24 10:57) )
私は食育という考え方自体は賛成ですが,ことさら食育とばかり叫ぶと言葉が中身よりも先行しそうであまり好ましく思っていません.しかし,最近の食生活の乱れを思うと,このような取り組みも必要かなとは感じています.ただやはり,「子育てってなに?」という根本的なところを抑えないと一過性の流行に終わりそうな気もしています.

子供の食生活の乱れの原因はたくさんあるのでしょうけれど,大きな原因の1つに,親が面倒くさがって食事を作らなかったり,自分が朝ごはんを食べたくないから朝ごはんを抜くので子供も食べなかったり --- つまり,「食生活という面で親が子供の見本になってあげていない」ということがあるかと思っています.

子供を育てるからには,ときには自分も我慢して行動し,子供の見本にならなければなりません.でも,最近は「我慢は嫌」という傾向が強いように感じます.そういう根本的な問題を解決しないと,食育とばかり声高に叫んでも,効果はあまりないんじゃないかなって思っています.

2006年11月23日木曜日

紙コップで音楽

紙コップでカポカポうちの長女(2歳)は「あいのて」が大好きです。そして、あいのてさんの演奏をまねて、石とか筒とかで遊ぶのも大好きです。前回(第13回かな?)のテーマは紙コップ。でも我が家には紙コップがないので、ちょっと不満気味だった長女でした。でも、今日はスーパーの日用品売り場で紙コップを買うことを思い出したので、2人で好きな紙コップを選んで買って帰りました。

長女は帰るとすぐに、”カポカポ♪” と景気よく紙コップで机を叩いて遊んでいました。私も一緒に遊びましたが、音楽の才能がない私は上手くリズムに乗れません。単純な音しか出ないので、リズムが悪いのがそのまま出ちゃうんですよね。それでもめげずに遊びました(笑)

紙コップひとつとっても、コップの底で机を叩く音、コップの口で机を叩く音、コップ同士を叩く音…などなど音の出し方はいっぱいあります。そんな音の違いを楽しみながら、遊ぶのってすごく楽しいですね。そんな音楽の原点を教えてくれる「あいのて」はすばらしい番組だなぁと感じます。来年も続くといいな。

2006年11月22日水曜日

アルどこにいるの?

童話館ぶっくくらぶから 11 月の配本として送られてきたのが,「アルどこにいるの?」という本です.お話の筋は,男の子が飼っているイヌがはぐれてしまって,それを次の日に探しに行き,見事ご対面!というものです.

この絵本の特徴は,読み聞かせようにも文字がないことでしょうか.絵の中の主人公に吹き出しがあり,漫画のようにセリフが少し書かれてありますが,それもほんの少し.読み聞かせる時は子供とお話を作りながら読み進めます.こういう本は私は大好きです.文をただ読むという訳には行きませんから,子供と一緒に真剣に読まないと行けません.それだけ読むのもたいへんな本ですが,"一緒に読む" ということを楽しめる本だと思います.

2006年11月17日金曜日

話し相手がほしい

同じくらいの年代の会社の同僚が集まる機会がありました.30 過ぎの男が集まると,たいていの場合は,仕事がどうだとか,体力がなくなってきたとか,γ-GTP の数値が高いとかそんな話が多いのですが,今回集まった人達の中には子供がいる人が多く,子供の話題が多く出ました.

「3ヶ月になって,夜泣きが始まった」とか,「○○はお父さん担当だ」とか,「幼稚園の願書を出しに並んだ」とか,「最近生意気だ」とかそういう話題です.

話していて思ったのが,「なんかホッとするな」ということでした.やっぱり父親も父親なりに子育てに不安を抱えていて,「一年後どうなるのかな」とか,「みんな幼稚園はどうしているんだろう」とか父親なりに心配をしていることがあるんだなと思いました.育児中の母親が相談相手・話し相手が欲しいと思う気持ちがよくわかりました.まだまだ日本では母親中心の子育てですし,乳児の頃は母親への負担は相当なものですもんね.

2006年11月13日月曜日

11月の配本 - 童話館ぶっくくらぶ(小さいいちごコース)

さよならさんかくまたきてしかく童話館ぶっくくらぶから,11 月の絵本(小さいいちごコース)が届きました.今月は下の 2 冊でした.
さてさて,今月の本も気に入ってくれるかな?

2006年11月12日日曜日

[絵本レビュー] ちょっと変わった絵本 (色・音を楽しむ)

長女と絵本を読むようになってから,「世の中にはこんな絵本もあるのかぁ」と思うことが時々ありました.そんな感想を一番強く持ったのが,色や音を楽しむ絵本の存在に出会ったときでした.最近ブログを書くネタがないので,そんな絵本の紹介でも書いてみます.

ころころころ
元永 定正
4834001113
長女が大好きな絵本の1つです.色とりどりの小さな玉が,坂道やでこぼこ道や階段などを「ころころころ」って転がっています.セリフは殆ど「ころころころ」だけ.子供と一緒になって,坂道を指でなぞりながら,「ころころころ」って楽しみます.読んだ後に小さなボールを転がすとより楽めそう.(まだやったことありませんが...)


るるるるる
五味 太郎
4032045607
こんどは,長女が「読んで」とあまり持ってこない本です.絵本作家の五味さんならではの色使いがきれいな本なんですけれどね.この本では飛行機が「るるるるる」と飛びます.雲の中に入ると音は小さくなるし,どこかにぶつかると音が変わったり,と面白そうなのですが,なぜか全然食いついてくれませんでした.意味がよく分からないのかなぁ...


もこもこもこ
谷川 俊太郎 元永 定正
4580813952
こんどは,「もこもこもこ」っと,地面から不思議なもの(生物?)が生えてくる絵本.ちょっと言葉では言い表しにくいのですが,「もこもこ」,「にょきにょき」生えてきて,「ぱくっ」と食べられたり,「ぱちん」と爆発したりと音を楽しむ本.こちらは長女のお気に入り.飛行機は現実的なモノだけど,「もこもこもこ」のモノはただ音をイメージにしたものなので,逆にストレートに受け入れやすいのかも.


がちゃがちゃどんどん
元永 定正
4834010244
こちらは,音をイメージで表したものがどんどん出てくる絵本.ストーリはなく,ページ毎ににいろいろな絵と音を楽しむようになっています.これも,長女は喜んで読んでいます.といっても,最近購入した本なので,読んでいるだけかも(笑)


上のような絵本を読み聞かせられるかどうかは,その人が子供と遊べるかどうかと深く関連しているように感じています.これらの本は感覚(音や色)を楽しむものなので,意味を考えることを強いられている大人の世界では理解しづらいものです.大人の基準の何かを与えるのではなく,子供と一緒に楽しみ方を見つける絵本なんだろうなと思っています.