青少年の喫煙や飲酒は、法律により禁止されていますが、警察による少年補導件数が依然として多く、青少年の心身の成長に悪い影響を与えるだけでなく、さらなる非行や犯罪へ結びつく恐れがあることが指摘されており、より効果的な対策が必要となっています。(神奈川県のウェブサイトより)だそうです.取り組みには反対しませんが,「ダメなものはダメ!」という態度で煙草を吸わなくなったりするんでしょうか.毅然とした態度を表したかったのでしょうが,逆効果に思います.
それに,条例のページも見ましたが,文章に深みがありません.こんなことくらい,学校の先生にもさんざん言われているでしょうし,当事者達はなんとも思わないんじゃないでしょうか.
書いているうちに思ったんですけれど,これって,店を開いている人に「売るなよ!」と言っているのかもしれません.それなら条例のページの書き方にも納得ですけれど,やっぱり一つ疑問が残ります.
「非行や犯罪へ結びつく (恐れがある) から吸ってはいけないの?」
ちょっと違うような気がしますがどうなんでしょう.順番が逆なように思います.大人が良しとする学校社会が嫌だから,そこから離れたい・離れている証として煙草を吸ったりするんじゃないでしょうか.喫煙や飲酒を単にやめさせるだけでは,何の解決にもならないと思うのですけれど.それに,
「悪いことにつながるから,煙草はやめなさい」
と言われても,言われた方は納得がいかないばかりか,全然わかってもらえないことに対する憤りが,溜まるばかりだと思うんですけれどね.
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