最近、私は Google Reader を使ってニュースサイトやお気に入りのブログを読んでいるのですが、ついつい登録するサイトの量が多くなってしまい、たくさんの情報のシャワーを浴びることになりました。すると、とたんにブログの更新頻度などが落ちてしまったのです。その時は「時間は限られているので、入力の方に力を入れると、出力がおろそかになるのかなぁ」と考えたのですが、「他にも原因がありそうだなぁ」とも思っていました。
入力量が多くなると、出力量が減るのではなく、人間は考えるのやめてしまい、そのために出力量が減るのではとも考えたのです。というのも、仕事の成果物でもブログでも、しっかりと自分の頭で考えないと出来上がりません。「考えない」→「出力しない」という流れです。
そんなことをつらつら思っていると、オルタナティブ・ブログにこんなブログを見つけました。
何か結論を出すことを回避するために、常に情報を集め続けることを安易な逃げ道にしている
確かに...。そういうことはあると思いました。自分の結論を出すのが怖いので、たくさんの情報を集めることで安心し、考えないというのもその中の一つで、人がハマりがちな事だよなぁと思いました。
「入力量が増えれば、出力量も多くなる」と単純にはならないところが、人の難しいところであり、面白いところだなと思います。情報のシャワーを浴びることは心地よいのかもしれませんが、心地よさのあまり排水溝が詰まっていることを忘れていると、腐った水で自分も腐るなんてことになりかねませんね。
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