2008年5月13日火曜日

子供は3歳までに一生分の親孝行をする

タイトルどおり,「子供は3歳までに一生分の親孝行をする」そうです.長女の出産前後,そのようなことを妻から聞きました.
  • 無事,健康に生まれてきてくれて
  • たくさんの笑顔を与えてくれて
  • 愛らしい姿を見せてくれて
  • 「おかあさん,おとうさん」と言ってくれて
  • たくさん甘えてくれて
  • 3歳までに無事に育ってくれて
これ以上の親孝行はありません.一生分の親孝行をしてしまうそうです.そしてそれからは親が子供に恩を返してあげないといけないと聞きました.「3歳までに親孝行をする」というのは結構有名な話のようですね,インターネットに検索をかけるとたくさんのページがヒットしました.

その話を聞いたとき妙に納得感があり,私の頭の中には常にそれがありました.初めての子育てに苦労してイライラが溜まっても,こんな大変な状態はいつまで続くんだろうと思っても,「でも今,親孝行してもらっているな」と感じながら毎日を過ごしていました.そして,子供が3歳を過ぎたとき,自分は子供に何をしてあげられるだろうとも思っていました.

そして,長女は今年の秋で4歳になります.彼女は3歳半で反抗期の真っ只中.2,3ヶ月ほど前から私と妻のストレスも溜まりまくり,疲れ果て,このブログの更新もなくなりました.気がつくと子供に「叱る」よりも「怒る」状態になっていることもありました.

長女は成長し,幼稚園にも行くようになり,自分がしたい衝動と周りのみんなへの配慮の間でストレスを抱え,上手く伝えられないことをもどかしく思ったり,彼女なりの論理を作り上げたりしているところです.そこで叱ったり,諭したり,話し合ったりしながら彼女の成長を見守ってあげないといけません.今こそ私達が子供に親孝行の恩を返してあげないといけません.でもついつい感情に左右され怒ることもしばしばです.恩返しどころか親の責任すら全うできていません.

私は恩を子供に返すことが出来るでしょうか.「まだまだ親になれていないな」そんな反省をしている毎日です.

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