先日,大阪に帰省してきました。外でもたくさん遊びましたが,近所の市立図書館にも行ってきました。普段行かない図書館って(たとえ置いている本がほとんど同じでも)新鮮な感じがして楽しいものです。また,レイアウトが違うと目につく本が違うため,新しい本に出会えることもあります。
さて,その図書館は絵本の並べ方が私達のよく行く横浜市立図書館とは違います。絵本のタイトル名のあいうえお順に並べてあるのです。横浜市立図書館は著者名のあいうえお順に並んであります。
タイトル名での分類は,ちょっと不思議な感じがしますが,これはこれで絵本のタイトルがわかっていると探しやすくていいなと思いました。横浜の著者名順は,なぜかときどき挿絵を描いた人の名前で分類されてあり,一貫していなくて探しにくく思っていました。また,「あの人の絵本が読みたい」なんて考えは,子供にはあまりありませんから,タイトル名の分類は潔くていい感じがしました。
大人は好きな作家の本ばかり手に取ってしまいがちですから,タイトル名で分類されていると強制的にいろいろな本を手に取るようになり,いいかもしれません。
ただ一点を除いて。
それは,シリーズ物の絵本がバラバラに配置されてしまうことです。犬が大好きな長女が「ころわんちゃぷちゃぷ」という絵本を気に入り,同シリーズの他の絵本を探そうとしたのですが,見つけられませんでした。「こ」で始まるとは限らないからです。
その点,著者名で分類されていると一カ所に集まるので,幼児でも簡単に見つけることができます。うまくいかないものですね。
「どんな絵本の分類方法だと楽しい図書館になるのかなあ」なんて考えてみましたが,なかなかいいアイデア浮かびません。「検索して見つけるために決まった棚にしまう」ことをあきらめてしまえば,面白いことがたくさん出来そうですけれど。
2010年7月28日水曜日
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