2009年6月21日日曜日

引っ張るおもちゃはなぜかウケる

我が家の娘達が好きなおもちゃの一つに,サウンドワゴンという引っ張るおもちゃ --- プルトーイというそうですが --- があります。

これはフィンランドのユシラ社が作った木のプルトーイで,引っ張ると木琴の「カラン,コロン♪」というとても綺麗な音がでます。これを娘達 (4歳と2歳) は度々出して来て遊んでいます。そしてなぜだか分かりませんが,このおもちゃを犬に見立て,犬に散歩をさせている女の子として「よくわからないごっこ遊び」をするのが常です。

プラントイ 51050 ダンシングアリゲーターこれだけだと,娘達が単純にこのおもちゃを気に入っているだけなのかと思いますが,彼女達にはもう一つ好きなプルトーイがあります。それは,ちかくの地区センターに置いてある「ダンシングありゲーター」というおもちゃです。

こちらは,引っ張るとワニがからだをくねらせながら進む姿が面白いプルトーイです。(最近はあまり行きませんが)地区センターに行った時は彼女達が競い合って遊ぶおもちゃです。

引っ張るだけのおもちゃがそんなに面白いのかと大人は思いますが,子供にはわかる「おもしろさ」があるのでしょうね。

2009年6月3日水曜日

読み聞かせに極意はあるのか (2) - 読んであげようなんて思わないこと

先日,読み聞かせのコツは自分も読み聞かせを好きになることだと書きました。今日は,絵本を読み聞かせるにあたっての私の心構え (と呼ぶほどたいそうなものではありませんが) を書きたいと思います。

それは,「絵本を読んであげよう・読み聞かせよう」なんて思わないことです。

そんなこと思わずに,一緒に楽しめばいいのです。読んであげようなんて思った瞬間に,主従の関係ができ,そして,その延長に教育してあげようという思いが親側に発生しやすくなります。読む方・聞く方ならまだしも,教える方・教えられる方の関係になってしまった段階でその読み聞かせは失敗します。

子供はそんなことは望んでいません。親と絵本を通じてコミュニケーションしたいだけなのです。絵本の世界を親と楽しみたいだけなのです。その中で子供は色々なことを自然に得ていきます。親から教えることなんて,何もないのです。ですから,読んであげようなんて思わないことです。

前回紹介した毎日新聞の「絵本:読み聞かせの極意」という記事に次のような質問があります。
一生懸命読んでも聞いてくれません

同じ絵本ばかり読みたがります

これらの質問・相談の背景には,「読んであげよう・読み聞かせよう」という思いがあるように感じます。一生懸命になんて読まなくても構わないのです。子供が嫌になったら止めて,また誘ってあげればよいじゃないですか。同じ絵本ばかり読んでも構わないじゃないですか。

「公園に行くと滑り台ばかり滑りたがります」という相談は変に思うでしょう。でも絵本なら「同じ絵本ばかり...」と思うのはなぜでしょう。他の絵本を読ませたいのじゃないでしょうか。その思いは一旦どこかにしまって,子供と絵本を楽しもうと思って下さい。自然に絵本をたくさん読むようになると思います。

参考)
読み聞かせに極意はあるのか (1) - 自分も本を好きになることが大切

2009年6月2日火曜日

野毛山動物園 - 小さい子供にはおすすめ動物園

今日,6 月 2 日は横浜の開港記念日です。市内の幼稚園はお休み。私も有休を取って,家族でお出かけしました。目指すは以前から目を付けていた野毛山動物園です。

横浜市に 3 つある動物園のうち,ズーラシアはこれまで何度も行っているのですが,野毛山動物園は初めてです。ウェブで評判を見ると,良かったり悪かったりでしたので,不安と期待を入り交じらせながら行ってきました。

結果は,とても楽しくて,娘達は大満足の様子でした。4 歳の長女は「全部面白かった!」,2 歳の次女は「ねずみさんと,ハムスターが面白かった!」と申しておりました。年齢が小さい子はひょっとすると,ズーラシアよりも野毛山動物園の方が動物を楽しめるかもしれません。

野毛山動物園の良かったこと - 動物を身近に感じられる
野毛山動物園は意外な動物が放し飼い (?) にされています。それは,くじゃく。雄雌の 2 羽のクジャクと白クジャクの 2 羽が檻の外にいるので,その辺を勝手に歩き回っています。気がつけば横にクジャクがいたなんてことが,冗談じゃなくおきます。動物好きの娘達。くじゃくに触らせてもらえたようで,それはもう喜んでおりました。私達はカモにも遭遇し,動物を見ている私達側にも動物がいるという不思議な体験をさせてもらいました。

次に,動物達にとってはマイナス面であるのかもしれませんが,檻が狭いのですぐ近くで動物を観察することが出来ます。手が届きそうなくらいの近さに動物が寝ていたりすることもあります。あんな近くにライオンがいて,しかも「グルルル」と吠えているのを目の当たりにしたのは初めてで,面白かったです。子供達にとっても,「どこに動物がいるのかわからない」なんてことがないので,嬉しかったようですね。

最後に,ふれあい広場という小動物と触れ合える場所が常設であるので,動物は何でも好きな娘達にはなにより楽しかったようです。広場には,ハツカネズミ,モルモット,ヒヨコ,ニワトリがいて,触ったりだっこしたりが自由に出来ます。とは言え,これも動物達にとっては迷惑な話だと思いますけれど。

野毛山動物園の良くなかったこと - 動物が可哀想におもう
檻が狭いのも,ふれあい広場にいる動物も別にそうしたかった訳じゃないと思うと,可哀想に思えてきます。ひょっとしたらそうじゃないのかもしれませんが,そう思ってしまうところが残念です。

いろいろ思うところもありましたが,楽しませてくれたし,娘達も満足だったようなので,また行こうと思います。狭い敷地にコンパクトにまとまっている割には動物がたくさんいて,すぐそばに感じることが出来るのが野毛山動物園のいいところだと思います。「歩くのしんどい〜。どこに動物さんいるのかわかんない〜。」なんてことがないので,小さな子供には野毛山動物園はオススメだと思います。

以下,我が家の備忘録として...
野毛山動物園を楽しむコツ (我が家の場合)
  1. 桜木町からはタクシーを利用しよう。幼児連れだと坂道がきつそう。徒歩 15 分は無理そうだ。710 円かかるけど,タクシーを使う。帰りは門の前で園にお客を乗せてきたタクシーを捕まえることができたが,次回はどうしよう?
  2. お弁当持参。園内には売店がなく,飲み物の自販機しかないので,お弁当持参は必須。おやつも持っていく。
  3. なかよし広場でモルモットやひよこと遊びたい時は午前の部 (9:45~11:45) にあわせて行く。
ということで,次回の計画。9:30 前に桜木町に着き,タクシーで 9:40 頃に園に到着。逆走気味になるが,先になかよし広場で昼前まで遊んで,近くの大池付近で昼食。あとは好きな動物を見ておしまい。