2007年4月30日月曜日

絵本を破って,修理して

長女,次女,妻との 4 人で実家の近所の本屋さんへ絵本を買いに行きました.大阪の実家へ来た時には絵本を買うのが半ば習慣になってしまっているのもありますが,長女の絵本に興味を持ち始めた次女 (もうすぐ 10 か月) に専用の絵本を買ってあげるためです.

10 か月ともなると,自分で絵本のページをくりたい.でも上手くできないので,ビリビリッ〜と破っちゃって,長女を呆然とさせてしまう---そういうことのないように,自分だけの絵本を思う存分絵本を破いていて...いえいえ,絵本に触れてもらいたいですからね.

破いたページをテープでとめて,読み聞かせてあげて,さらにボロボロになって......そうやって絵本に触れていくうちに,本好きになるんだと思います.長女がそうでした.2歳にもなると,テープでとめるところもみせて,できれば一緒に修理を手伝ってもらいます.そうやって,モノを大事にすることも覚えます.失敗 (=破っちゃう) をしないと,どんなことだって理解出来ません.だから,失敗したことを叱ってはいけないと思います.それは,大人にだって同じことが言えますよね.

さて,今日買った絵本は,次の 2 冊です.「はっぱのおうち」は長女へ,「おかあさんといっしょ」は次女へのプレゼントです.2人ともすごく気に入ってくれて,帰ってから何度も何度も読みました.もちろん,今日の寝る前の絵本もこの 2 冊でした.

しかし,絵本を選ぶのは難しいですね.我が家には既に 60 冊ほどの絵本があって,いろいろな絵本に触れている方だと思いますが,それでも選ぶのはとても苦労しました.絵本選びの苦労話と,絵本のレビューはまた今度.

では,おやすみなさい.

2007年4月29日日曜日

花博記念公園鶴見緑地に行く

花博記念公園鶴見緑地に行ってきました.去年鶴見緑地に行ったときは,風車のある鶴見新山側に行ったのですが,せっかく緑地公園に行ったのに,道がアスファルトで覆われていてあまり緑地公園らしくなく,長女(当時,1才半)はあまり楽しそうじゃありませんでした.

今回は,「緑のせせらぎ」という場所に行きました.そこは芝生と林の間を小川が流れていて,遊具もあります.娘は大満足のようでした.娘は自然の中で遊ぶほうが好きなので,とてもよかったです.また,川遊びは初めてなので,とても満足した様子でした.2時間ほど目いっぱい遊ぶと,へとへとになって寝てしまいましたけれど.

次は,タオルと着替えと,ボールなんかも持って行こう.

しかし,鶴見緑地はきれいになりましたね.私の子供のころ(20数年前)は,ゴミの山を,なんとか公園に仕立て上げましたって感じで,あちこち工事中だし,立ち入り禁止の柵を越えて遊んだもんです.たしか,とても長い滑り台なんかもありました.今じゃ,もっときれいに整備された遊具が子供の森にありますけれどね.鶴見緑地に行くと,なんだか懐かしい気分になります.

2007年4月23日月曜日

ディラス社の Walking Toy が欲しい

先日,友人の結婚式に出席するために名古屋に行ったのですが,披露宴と2次会の間に2時間ほど時間があったので,栄にあるロボットミュージアムを覗いてみました.私はロボットも大好きなのでワクワクしながらいろいろ見ていましたが,一画に木のおもちゃも置いていました.そして,そこにあった木のおもちゃに心を奪われてしまいました.

それは,ディラス社象の Walking Toy.カタコトカタコトいいながら,スロープを体を揺らして下りてくる姿がとてもかわいい.見た目の木のぬくもりもいいですが,木の触れ合う音がすごくいいんです.結婚式でなかったら,絶対に買っていましたね.

ネット販売しているところもあるようなので,買うぞ.

2007年4月13日金曜日

4月の配本 - 童話館ぶっくくらぶ(大きいいちごコース)

ゆかいなかえる今日は,童話館ぶっくくらぶから,4月の絵本(大きいいちごコース)が届きました.今月は下の2冊です.
めの まど あけろは,文章のリズムが楽しい絵本です.弾むようなリズムの文章が面白いです.歌うように読めそう.言葉が少し古かったので,子供に説明したりしながら読みました.面白かったのか,続けて2度読まされました.

ゆかいなかえるは4匹のかえるのお話.こちらは,予定されていた本を既に持っていたので,予備リストから配本してもらった本です.内容は,4匹のかえるが,卵からかえって,大人になって冬眠するまでのお話です.途中でお魚や鳥に食べられそうになりながらも,4匹そろって冬眠します.

今月の2冊は,気に入ってくれるでしょうか? またそれぞれレビューしたいと思います.

2007年4月12日木曜日

DVDで絵本を読み聞かせる?

4月11日のYomiuri Onlineに「DVDで 絵本読み聞かせ」という記事がありました.引用します.
絵本の世界を映像と音声で表現したDVDやゲーム機用のソフトが相次いで発売されている。親に代わって絵本の読み聞かせをしてくれるもので、若い親世代が 親しみやすい媒体を利用し、子どもと一緒に絵本を楽しむきっかけにしてほしいとの狙いがある。絵本との出合い方は変わっていくのだろうか。
...(中略)...
絵本研究家の広松由希子さんは「絵本の読み聞かせが子育てに必要だと言われるようになり、親が絵本との接し方に神経質になっている傾向はある」と指摘す る。「作品の世界を丁寧に表現した良質のソフトなら、楽しみの幅も広がるので悪くはありません。楽しみ方は自由ですが、映像と、従来の絵本とは果たす役割 が異なることを忘れないでほしい」と話している。
...(後略)...
(Yomiuri Online,DVDで 絵本読み聞かせ,4月11日付)
このDVDの商品を見ていないので,勝手なこと書いちゃいますが,「妙だな」と思ったので書きます.

とうとう DVD で絵本を読む(見る?)時代になったんですね.映像の面白さは決して否定しませんが,この記事内でも書かれてあるとおり,絵本とこのDVDとはまったく別物と考えないといけないと,読み聞かせをしている私は思います.

絵本を親が読み聞かせるときに重要なのは,読み方が上手だとか,子供を惹きつけられるだとか,絵本の接し方だとか,そういうことではありません.重要なのは「親が子供に読んであげること」そのものです.「親が時間を割いて自分と絵本を読んでくれたこと」が子供にとってうれしいのじゃないでしょうか.私は子供時代そうでした.絵本に限らず,親が自分にしてくれたことがうれしかったのです.

作品を楽しむのなら,DVDによる映像はすばらしい手段だと思います.でも,読み聞かせの代わりにはなりません.

子育てには答えはありません.だから,DVDの読み聞かせも良い方法なのかもしれません.ただ私が気になるのは,「子育てには読み聞かせが良い」⇒「模範的な読み聞かせの方法(答え的なもの)があるはずだ」⇒「模範的な読み聞かせは難しい」⇒「答えに近いこの商品(DVD)を買おう」って,答え主導になっていないかな?ってことです.何度も言いますが,答えはないのですから.

2007年4月8日日曜日

[絵本レビュー]おやすみ

今日の寝る前の絵本に娘が選んだのは,中川李枝子さんのおやすみでした.

この絵本の主人公は2匹の犬です.2匹の犬がどろんこになって遊んで帰って,寝るまでのお話です.お風呂に入ったり,ばんごはん食べたり,歯を磨いたり,お母さんのお話聞いたり.2歳半の娘には,もうお話が簡単すぎると思いますが,気に入っている絵本の1つのようで,ときどき寝る前の絵本として持ってきます.日常を切り取ったお話は,子供にうけますね.絵もやわらかく,寝る前の読み聞かせ絵本としてお勧めします.

2007年4月7日土曜日

赤ちゃんに本のプレゼント-恵庭市ブックスタート事業

北海道新聞によると,北海道恵庭市は1歳6ヶ月検診の際に絵本をプレゼントする事業を始めたそうです.
 【恵庭】市は本年度から、乳児の九・十カ月健診の参加者に絵本をプレゼントする事業「ブックスタート」の対象年齢を拡大し、一歳六カ月健診の際にも絵本を贈る「ブックスタートプラス」を始めた。一歳六カ月健診の初日となった六日には、約五十組の親子が市保健センターを訪れ、好きな絵本を選んだ。(1歳6カ月健診にも絵本贈る ブックスタート拡大 恵庭市 (北海道新聞, 04/07 14:16)
「いいなぁ...」.9・10ヶ月検診と,1歳6ヶ月検診のときに貰えるってことでしょ.絵本好きな私としては,たくさんの親子に絵本に触れる機会があること自体うれしいですが,そんなことよりも,正直言ってうらやましい(笑).「いいなぁ」.

子育てというと,その大変さや経済的負担ばかりマスコミ報道では目立ち,国からは地域ぐるみのサポートや経済的援助などの話ばかりが聞こえてきます.しかし,親子の絆を支えてくれるような取り組みはあまり耳にしません.ニュースになりにくいので報道されないのでしょうかね.

絵本は親子が語りあうきっかけになるものだと,私は信じています.そして,親子がしっかり語り合う中で育児の大変さも,親子で乗り越えていけるものだと思っています.正論言っても仕方がないこともありますが,少子化や育児の問題は,経済援助や母親の負担軽減などの取り組みよりも,親子の絆をしっかりさせる取り組みを,その基礎としてほしいものだと思います.