2007年1月31日水曜日

平成18年版食育白書

平成18年版食育白書が内閣府のウェブサイトから閲覧出来るようになっていますね.

私は,食育ってどうもピンと来ないし,TV などのマスコミの報道をみていると,言葉ばかりが先行して内容のない流行りものの印象すら受けるのですが,結局は何なんでしょね.この白書でも読めばわかるのかな?

規則正しい生活をし,常識の範囲内で食事をしている限り,特に問題なんて起きないと思うのですが,その常識を「食育」という名で定義してやらないといけない世になったんでしょうか.食育が何ものかわからないままこうやってモノを書いても仕方がないので,ここでとどめますが,食に関する指針や方針をいくら作っても,言葉にできないところはそこから削除されるでしょうし,食に関する限り,その言葉にできない部分の方が大事だと思うので,今の「食育」の動きはあんまり意味のないものなんじゃないかな...なんて思っています.

2007年1月23日火曜日

乳児は,「味よりも食べやすさ」って本当なの?

次女 (6ヶ月) が離乳食を始めました.長女が好き嫌いなくなんでもパクパク食べてくれる子なので,次女もそうであって欲しいなと願っていましたが,杞憂でした.まぁ食べる食べる....姉妹そろって「花より団子」になりそうです.

さて,先日離乳食の本を読んでいると「乳児の間は味よりも,舌触りや固さ,食べやすさなどで好き嫌いが決まります.」ということが書いてありました.でも本当にそうなのかなぁ.次女はすりおろしリンゴ入りヨーグルトは食べますが,ヨーグルトだけでは嫌がって食べません.明らかにすっぱそうな顔をします.味がわかっているんじゃないでしょうか?

また,「おいしいという味の記憶から,好き嫌いが決まるのも3才くらいから」などとも書かれてあるのですが,長女は,2才で自分の好きなものをわかっていました.これもあやしい.

これくらいなら,「個人差があるよな」とだけ思ったでしょうけれど,私のその本への懐疑心を最も高めたのが,その本のレシピには甘みのあるメニューが多かっただけでなく,メロンソースやらイチゴソースなど「ちょっと不自然なんじゃない?」というメニューが多かったことです.イチゴにはビタミンが多いからとか,そういう理由もあるんでしょうけれど,いわゆる「子供は果物が好きだろう」という前提を置いたようなメニューが多いんです.著者が主張するように,食べやすさだけで好き嫌いが決まるんだったら,なにもそんなに果物を多用しなくてもよい気がしました.

結局「味よりも食べやすさ」が本当なのかどうかはわかりません.ただ,味覚の形成をしているときに,妙なもの食わせたくないよと思いました.

2007年1月18日木曜日

しかけ絵本は正統派ではないのか?

コロちゃんはどこ?―コロちゃんのびっくり箱という絵本があります.娘が1歳過ぎの頃に読み始め,1年経った今でもよく読んでいる娘のお気に入りの1冊です.その絵本が,大石寛子さんの★★絵本★★ 手作り絵本作り方/読み聞かせブログで紹介されていました.そのブログのなかで,しかけ絵本について書かれてある部分がありました.引用します.
本当言うと、これまで“しかけ絵本”というのは正統派ではないと思っていました。
特にインパクトだけをねらった大がかりな“しかけ絵本”は、絵本とは言えないのではないかと。
でも、この絵本の“しかけ”は、けしてそんなややこしいものではありません。
1つのシーンに1枚のフラップが付いているだけの簡単なものです。
それをめくると、隠れていた Spot が現れて一言。
フラップをめくったときに現れる絵や言葉は、子どもにとってとても印象深いに違いありません。 (『Spot Goes to School』より)
この感想は,私が1年前に受けた印象と同じようなものでした.わたしは「コロちゃんはどこ」の Amazon レビューに次のように書いています.
ところで、私は特に理由もなく、仕掛け絵本があまり好きではありませんでした。どこかしら邪道な感じがして、好きになれなかったのですが、これを娘(1歳)と読んでから、考えが変わりました。

娘は、ページ以外のものをめくる楽しさや、何が出てくるか分からない面白さに惹かれて、この本をとても気に入ってくれたからです。実際、本をもっと好きになってくれたようにも思います。
「興味が持てる」や「面白い」ということは絵本にとっても大切なことで,それがしかけによるものであっても構わないというのが私の今の考えです.忘れてはならないのが質 --- 絵本の場合はお話しになるでしょうか --- が良いかどうかで,しかけが「ある」か「ない」かではないと思います.しかけ絵本でも質のよいものはあり,それはすばらしい絵本だということですね.私は Amazon レビューで邪道という言葉を使っていますが,「邪道だ,邪道でない」というのは,質の善し悪しを考えない見た目だけの判断ということなのでしょう.

本屋さんに行けば,たくさんの本があり,その中には目をひくしかけがあったり,がでたりする本があります.たしかにそれには子供は惹きつけられますし興味を持ちますが,質が伴わない場合,その興味は一過性のものに終わるでしょう.

子供はちゃんとそれが本当に面白いものかどうかを見抜いてしまいます.私達大人も見た目にこだわらず,質の善し悪しをみていきたいものだと思います.

2007年1月17日水曜日

1月の配本 - 童話館ぶっくくらぶ(大きいいちごコース)

いたずらこねこ
童話館ぶっくくらぶから,1 月の絵本(大きいいちごコース)が届きました.今月は下の 2 冊です.
本当は,「おやすみなさいおつきさま」と「もこもこもこ」の2冊の配本だったのですが,「もこもこもこ」は既に持っているので,替えてもらいました.このように既に持っている本と配本がかぶっている時には,予備リストから絵本を配本してもらえます.

さて,2歳の長女は今月から"大きいいちごコース"に進級です.早いもので童話館ぶっくくらぶから絵本をとるようになって,もう2年になりました.娘は本好きに育ち,童話館から絵本が届くと,しばらくはそればかり読むくらい,新しい絵本の到着を楽しみにしています.

ところが今回,いつもと娘の反応が違いました.絵本を手に取り,ページをぱらぱらめくった後,もう読もうとしないのです.「どうしたの?」問うと,「こわい」と言います.

おやすみなさいおつきさま「おやすみなさいおつきさま」の絵が娘には怖かったようです.言葉ではうまく説明出来ないのですが,この絵本の絵の色使いやタッチが少し怪しい雰囲気を漂わせているので,娘には怖く感じたようです.絵がモノクロのページもあって,それが特に怖い様子です.「お父さんと一緒だから大丈夫だよ」と言って読んであげましたが,私の背中にピッタリ引っ付いて,肩越しに話を聞いていました.やっぱり怖いみたいですね.まぁ,興味を持つまで気長に待ちましょう.

「いたずらこねこ」も娘の好きなネコの出てくる絵本ですが,絵が白黒であまり華々しくありません.お話も相当長く,一度読んであげたのですが,あまり気に入らなかったようで,食いつきがよくありませんでした.

う〜ん,残念と思っていると,「これ,おもしろい」と言ってくれました.2度目に読む時は,文章を省き,読む時間が短くなるようにしてあげました.おはなしに興味を持ってくれたらしく,さらにもう一度読みました.

でも,やっぱりいつものようにはいかず,今日の寝る前の本には入らなかったです.こんな時もありますね.

2007年1月5日金曜日

新幹線多目的室

お子さんをお持ちの方はご存知かもしれませんが,東海道新幹線のぞみ・ひかりの 11 号車には多目的室があり,乳幼児への授乳等に使うことが出来ます.体の不自由な方が使われることもあります.使用したい時は車掌さんに一声かければ使うことが出来ます.

我が家は,新幹線で移動する時は常に 11 号車です(*).もちろん多目的室があるからですけれど,隣の 10 号車には車掌室もあるので,何かあった時にすぐに言いに行けるのも魅力ですね.車いすの方が多目的室を使っておられて使用中の場合でも,車掌さんに授乳したい旨を告げれば,他の場所を探してくれたりするので助かります.私の妻は乗務員室を使わせてもらったこともあります.

(*)きっぷを買う時に,「11号車でお願いします」って言って買っています.

でも,11 号車の一番の本当の魅力はお子さん連れが多いこと.うちの子が多少ぐずっても,まわりも十分うるさい(笑). あまり気兼ねする必要がありません.なんせお互いさまですから.もちろん,お子さんをお連れの方じゃない乗客もいらっしゃるので,静かにしないと行けませんが,子供の集まる施設に行ったような気楽さが少しあります.お子さん嫌いの方は,11 号車を避けた方が無難でしょうね.

そんな 11 号車で一番気に入らないのは,となりの10号車 (グリーン車) が禁煙車両ではないことです.やっぱりデッキが臭い.多目的室を喫煙の出来る車両の近くには配置しないで欲しいな.

参考)
JRおでかけネット - 車両に関するサービス - 小さなお子様連れのお客様へのサービス

2007年1月4日木曜日

今回の冬休みの日課

12月28日から私の実家に帰省しているのですが,早いもので明日が帰る日です.嫁さんは私より居心地よく私の実家で過ごしているので,「あと半年くらい滞在してようかな.GWに迎えに来てくれたらいいよ」と半ば本気で言っています.まぁうれしいことですけれど.

今回の帰省では日のスケジュールが決まっていたかのように同じように過ごしていました.
  • 8:00: 長女と起床
  • 9:00: 朝食
  • 9:30: コーヒーブレイク,長女はおもちゃで遊ぶ
  • 10:30~12:00: 公園で長女と遊ぶ
  • 12:30: 昼食
  • 13:00~14:00: コーヒーブレイク, 長女はお昼寝
  • 14:00~14:30: 寝ぼけた長女と遊ぶ
  • 14:30~16:00: 公園で長女と遊ぶ (又は買い物)
  • 16:00: おやつ (たいていみかん)
  • 長女・次女とTVをみる
  • 17:00: 長女とお風呂
  • 長女とおもちゃで遊ぶ
  • 19:00: 夕食
  • 寝る支度
  • 20:00: 長女・次女を寝かせる
  • 21:00~24:00: くつろぎタイム
  • 24:00: 就寝
このスケジュールをほとんど毎日やっていました.こうみると今回はよく子供と遊んだなぁと思います.次女の登場回数が少ないのは,次女は私の母と妻が見ていたからです.帰省中はほとんどどこへも行かず実家にいましたが,子供と遊んでずいぶんリフレッシュできました.

2007年1月3日水曜日

ぶーぶー乗ってぇ~,がたんごとん乗ってぇ~♪

今日,買い物に出かけるとき,突然2歳の娘が歌った歌です.
ぶーぶー乗ってぇ~
がたんごとん乗ってぇ~♪
もちろん,ぶーぶーは車のことで,がたんごとんは電車のことです.娘はそれまで歌なんか歌ったこともないし,絵は好きで毎日描いていますが,歌は歌わない子でした.かつ女の子にしては珍しく,言葉も遅い子です.それが突然買い物に向っているときに歌いだしたので,びっくりしてしまいました.

この日電車に乗って買い物に出かけることにしたのは,娘が「がたんごとんに乗る」と言ったからなのですが,それがよほどうれしかったんでしょうね.歌に出るくらいですから(笑).

しかし,私も娘が突然歌いだしたので,びっくりし,「あぁ,そうだね.がたんごとん乗ろうね」という変な返事しか出来ませんでしたが,歌の続きでも一緒に考えてあげればよかったかな.子供の思わぬ反応にリアクションが出来ずじまいのお父さんでした.

今日のお買い物は絵本

今日は,長女がめずらしく「公園じゃなくて,電車に乗ってお買い物に行きたい」というので,地下鉄で1駅向こうのスーパーにお買い物に出かけました.ちょうど長女には絵本を買ってあげようと思っていたところなので,絵本を買いに出かけました.見つけたのは,次の2冊.
おふろだ、おふろだ!」は,わたなべしげおさんの「くまくんシリーズ」の最終作だそうで,くまくんがどろだらけで遊びから帰ってきてお父さんとお風呂に入るお話です.シャワーを浴びて,肩までつかって,背中をごしごし...子供なら誰でもやっているようなお風呂のシーンです.それが子供にはいいのでしょうね.この本はすごく気に入ってくれたようで,何度も何度も読み聞かせさせられています.

うしろにいるのだあれ」は,どうぶつあて絵本です.どうぶつのうしろ(ページの端)に見え隠れしている動物を当てて遊ぶ絵本です.この本もシリーズもので,うみのなかまバージョンなどの種類があったのですが,娘はぶたさんが好きなので野原の友達にしました.こちらの絵本もなかなか面白く,娘も気に入った様子.クイズ感覚で楽しいみたいですね.今日もいいお買い物をしました.